リーバイスの新作ジーンズ「501 Loose&Relax」が発売

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購入方法は、リーバイスのホームページ、スマホのアプリのライブチャンネルにて先行発売されるようです。

まずはオンラインでの先行発売で、2026年1月22日19時30分からオンラインにてライブ販売が行われます。

LIVE CHANNEL(ライブチャネル)で購入する

 

実は、、正直に言うとここ最近、

私自身もルーズなシルエットのジーンズにすっかりハマっています。

長年スリムフィットを愛用してきましたが、ゆったりとしたフィットの心地よさと、そのスタイリングの幅広さに気づいてからは、もう戻れなくなってしまいました。

 

この注目の新作について、デニムと革製品、そして経年変化を愛する視点からお伝えします。

 

ヴィンテージの系譜を継ぐ、新しいフィット

1873年の誕生以来、デニムパンツのスタンダードとして変わらぬ地位を築いてきたリーバイス501。

501という名前には、デニムの歴史そのものが刻まれています。ボタンフライ、リベット補強、そしてあのアーキュエットステッチ。どれもが時代を超えて受け継がれてきた本物の証です。

 

そんななか、Loose & Relaxは、そんな501の骨格を保ちながら、現代の着こなしに合わせたゆとりあるシルエットを実現し他のではないでしょうか。

ルーズシリーズは太もも周りとヒップに余裕を持たせることで、窮屈さのない自然な履き心地が生まれました。

 

デニム素材との対話

デニム生地は、履き込むほどに持ち主の生活を映し出します。

座る時の膝の曲げ方、歩く時の足の動き、日々の作業で受ける摩擦。そのすべてが色落ちとなって現れてきます。

特にリジッドデニム(未洗いの生デニム)を選べば、最初はパリッとした硬さがありますが、洗濯を重ね、履き込むごとに柔らかくなり、体に馴染んでいきます。

インディゴの深い青が徐々に褪せ、やがて独特のあめ色へと変化していく様子は、まさに革製品の経年変化と同じです。

 

細部に宿る職人の意図

ボタンフライは、ファスナーが主流となった現代においても、あえて残されています。その理由は単なるデザインではありません。金属製のボタンは壊れにくく、万が一の時も修理が容易です。長く使い続けることを前提とした、職人的な選択です。

リベット補強もまた、1870年代の鉱山労働者たちが求めた耐久性を今に伝えています。ポケットの角や、負荷のかかる箇所に打たれた銅リベットは、デニムを長持ちさせるための知恵の結晶です。

 

育てる楽しみ

デニムは新品の状態から、3ヶ月、半年、1年と時間を重ねるごとに表情を変えていきます。

最初の数ヶ月は、膝やヒップに独特のシワ(アタリ)が出始めます。半年を過ぎる頃には、全体的に色が落ち着き、自分だけの色合いが生まれてきます。1年以上履き込めば、それはもう自分専用の一本です。誰とも同じにならない、唯一無二の表情を持ったデニムへと育っていきます。

 

日常に溶け込む普遍性

私から見るルーズジーンズの良さは、日常のあらゆる場面で活躍する汎用性にあります。

休日のリラックスした装いにも、少しきちんとした場面にも対応できる。Tシャツ一枚でも、シャツを合わせても、どちらもしっくりきます。靴もスニーカーからブーツまで、自然に馴染みます。

裾は、そのままストンと落とすのも良いですし、少しロールアップして足首を見せるのも良いでしょう。その日の気分で着こなしを変えられる懐の深さがあります。

 

 

本革との相性~天然素材同士の調和~

 

そして、デニムと本革。この二つの天然素材は、驚くほど相性が良いのです。

どちらも植物由来の素材を使い、時間をかけて作られています。デニムは綿花から紡がれた糸を、ヴィンテージ織機でゆっくりと織り上げる。本革は動物の皮を植物タンニンで時間をかけて鞣す。その製法には、機械化が進む前の時代の、職人の手仕事が息づいています。

 

そして何より、両者は「育つ」素材です。デニムは履き込むほどに色が褪せ、独特のアタリが出る。本革も使い込むほどに艶が増し、琥珀色へと変化していく。この変化のスピードが、驚くほど似ているのです。

 

501 Loose & Relaxに合わせる革小物を選ぶなら、ヌメ革の財布やベルトが理想的でしょう。ポケットに入れた財布が擦れる部分には、デニムのインディゴが移染し、財布には使用痕が刻まれていきます。この「痕跡」こそが、天然素材ならではの味わいです。

 

腰に巻くレザーベルトも、デニムとの接点で互いに影響し合います。ベルトループを通すたびに革が柔らかくなり、デニムには革の油分が染み込んでいく。こうして二つの素材は、使う人の生活の中で一体となっていきます。

 

革のブーツと合わせれば、裾が当たる部分に独特の色落ちが生まれます。これもまた、天然素材同士が共に時を刻んでいる証です。合成素材にはない、自然な調和がそこにはあります。

 

長く使うための選択

価格だけを見れば、決して安くはありません。しかし、10年、20年と履き続けられる品質を考えれば、むしろ良心的な投資と言えるでしょう。

 

大切なのは、流行に左右されず、自分の生活に寄り添ってくれる一本を選ぶこと。そして、それを本革のアイテムと組み合わせることで、天然素材ならではの経年変化を、より深く楽しむことができます。

リーバイス501 Loose & Relaxは、そんな相棒として、きっと長い時間を共にできるデニムパンツです。

時を重ねるごとに味わいを増していく。

それは革製品も、デニムも変わりません。本物の素材には、使う人の時間を受け止める力があります。