先日、「ラウンドウォレットMINI」をご愛用いただいているオーナー様より、ファスナーの修理のご依頼を頂きました。

ご依頼のアイテムは、ララミーで2016年に製作いたしましたヌメ革のファスナーカードケースです。

LARAMIE 2016年製 ラウンドウォレットMINIとは・・・

 

LOTナンバー「rwm-00na」のファスナーウォレットは、新品の時ヌメ革特有の薄いベージュ色です。

また、2mm厚のヌメ革を使用しており、長く使って頂きとても良い味を出しています。

 

2年目の革製品ってどんな修理?

 

ご依頼内容は、毎日ご使用になられており、ファスナーのテープ部分が壊れてしまった。

とのご依頼を頂きました。

確認してみたところ、その原因は、通常のファスナー使用で起こる経年劣化でのようでした。

2年間、毎日お仕事でご使用になっているとのことで、一ヵ所に負荷がかかっていたのだと推測します。

ファスナーなどを使っている製品の場合は、金属とテープが摩耗してくるので、しっかりと閉じている安心感と引き換えに、長く使うと故障する点は否めません。

オーナー様にお伝えした所「愛着があるので修理をしてほしい。」とのご要望をいただきました。

もちろん修理は、大丈夫ですとお知らせしましたところ、とても安心していただけました。
修理部分は、ファスナーアッセンブリ―交換で、当時と同じもので交換しました。

また、LARAMIE 2016年製のコインケースは、縫製にナイロン糸を使用しておりますので、こちらも当時と同じ糸を使って修復しました。

 

オーナー様に使用した感想を聞きました

オーナー様は、ラウンドウォレットMINIをお仕事とプライベートの両方でご愛用頂いているとのことで、

「手になじんできて安心感がある。カードもたくさん入り、お財布代わりになって重宝しています。」

とお言葉を頂きました。

大切にしていただいており、エイジングもきれいに仕上がっており、無垢の状態から育てられた「飴色」が美しく仕上がっておりました。

愛着のもてるアイテムって、なぜか手にしているだけで落ち着きませんか?

どうぞ、これからも長くお楽しみください。