ララミーレザーでは、SDGs 達成の取り組み推進に参加しています。

また、ララミーレザーのある、埼玉県本庄市では、SDGs 達成に向けた取り組みについてこのように公示しております。

手軽に取り組めるSDGs達成につながる行動

  • 電気を節約する
  • シャワーは短時間で利用する
  • 食べ物は無駄にしない
  • 堆肥を作る
  • 生ゴミの水を切る
  • エアコンの温度を調節する

他、本庄市では現在、本庄市ゼロカーボンシティ宣言「電気自動車を活用したSDGs連携協定」を締結しましたにも取り組んでいるようです。

参考:本庄市のSDGs達成に向けた取組について

 

 

SDGsとは・・

 

 

SDGsはsustainable development goalsの略で、2015年に9月の国連サミットで全会一致で採択されたもので、「誰一人取り残さない」をコンセプトとして、持続可能で多様性と包摂性のある社会のために設定された17の国際目標であり、それらを2030年に達成するためには「今、何をするべきか?」を逆算して行動に移す取り組みです。

主に17の具体的な目標が定められています。

その17の目標には169のターゲット、232の指標が定められています。

つまり、SDGs=持続可能な社会実現のために設けられた指標でもあります。

https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/about/index.html

https://www.j-cast.com/kaisha/2019/01/04347111.html?p=all

 

ララミーのSDGsの取り組み

つくる責任、つかう責任

 

革は、限りある資源の副産物です。

何千年も昔から身近にあった革は、人類の発展とともにお歩んできたといっても過言ではないでしょう。そんな、地球という大きな大地で共有する資源だからこそ、革から感じる温かみは、言葉では説明のできない親近感と力強さを感じるのではないでしょうか。

 

そして今、使い捨ての時代に終止符をうち、「素材と質」をもう一度見直し、次世代へ繋げるモノ創りをしていきたいと思っております。

大地へ埋めても土となって地球に還っていく安全な天然皮革。

そして、糸一本にも厳選し、永く愛用できるような素材を選定しています。

全ては「良いモノを永く」を信念に、クラフトマンディップと環境への優しさを考え制作しています。

そして、この取り組みをSDGsに置き換えてご紹介したいと思います。

 

ララミーの商品を通し、手に持つひとへ、理由はわからないけど捨てられないような気持ちを芽生えていただき、結果、地球を考え、環境を考えるきっかけになっていただけると幸いです。

 

手作りへのこだわり

 

SDGsの17の国際目標のうち、12番目として挙げられる「つくる責任、使う責任」に合致する取組みをご紹介いたします。

12番には、衣料、食料、エネルギー、色々な分野での「つくる責任 つかう責任」の解決が必要です。そこでララミーでは、製造にかかわる「つくる責任 つかう責任」を取り上げています。

この目標12は、「持続可能な生産消費形態を確保する」のテーマのもと、11個のターゲットから構成されています。

 

12.1開発途上国の開発状況や能力を勘案しつつ、持続可能な消費と生産に関する10年計画枠組み(10YFP)を実施し、先進国主導の下、すべての国々が対策を講じる。
12.22030年までに天然資源の持続可能な管理及び効率的な利用を達成する。
12.32030年までに小売・消費レベルにおける世界全体の一人当たりの食料の廃棄を半減させ、収穫後損失などの生産・サプライチェーンにおける食品ロスを減少させる。
12.42020年までに、合意された国際的な枠組みに従い、製品ライフサイクルを通じ、環境上適正な化学物質やすべての廃棄物の管理を実現し、人の健康や環境への悪影響を最小化するため、化学物質や廃棄物の大気、水、土壌への放出を大幅に削減する。
12.52030年までに、廃棄物の発生防止、削減、再生利用及び再利用により、廃棄物の発生を大幅に削減する。
12.6特に大企業や多国籍企業などの企業に対し、持続可能な取り組みを導入し、持続可能性に関する情報を定期報告に盛り込むよう奨励する。
12.7国内の政策や優先事項に従って持続可能な公共調達の慣行を促進する。
12.82030年までに、人々があらゆる場所において、持続可能な開発及び自然と調和したライフスタイルに関する情報と意識を持つようにする。
12.a開発途上国に対し、より持続可能な消費・生産形態の促進のための科学的・技術的能力の強化を支援する。
12.b雇用創出、地方の文化振興・産品販促につながる持続可能な観光業に対して持続可能な開発がもたらす影響を測定する手法を開発・導入する。
12.c開発途上国の特別なニーズや状況を十分考慮し、貧困層やコミュニティを保護する形で開発に関する悪影響を最小限に留めつつ、税制改正や、有害な補助金が存在する場合はその環境への影響を考慮してその段階的廃止などを通じ、各国の状況に応じて、市場のひずみを除去することで、浪費的な消費を奨励する、化石燃料に対する非効率な補助金を合理化する。

参考URL:https://www.unicef.or.jp/kodomo/sdgs/17goals/12-responsible/

1、余す事なく革を利用する

 

持続可能な素材

革はあくまで副産物です。実は、革は、革を作るためだけに飼育されたのではなく、人々のエネルギーへと変わる食肉や乳製品からなる副産物になります。

 

中でも、ララミーレザーが使用する革は、植物なめしの革のみ扱い、さらに制作過程に使われる資材も化学薬品をできるだけ使わず行っております。

 

心の目と人の手による選定

 

ララミーでは、製品を作る工程で、一枚の革革からの切り出しから行っています。

それは、ナチュラルレザーを扱う上でとても重要であり、またとても神経を使う部分でもあります。

 

それは、一つ一つの切り出し部分で、適材適所を考え、極力無駄のないように進めるからです。実は、本物の革は、革全ての部分を製品に使えるわけではありません。

場所により、大きな傷があったり、繊維がゆるく形を保てない革なども中にはあります。

こういった所を、必要な箇所に使用していくからです。

 

通常、ここから余った革は、大量生産を行う上では省かれてしまいます。

しかし、ララミーレザーはこういった革も余すことなく使用していきます。

 

大きい余り革の使用方法

 

通常製品では使われる事のない傷のある革を使用し、ヴィンテージ加工を施した上で販売するという取り組みをしています。

 

また、革を漉く際に発生する大きな床革も余す事なく利用している。バック本体や身近なところで言えば、エコバックの持ち手部分に使っています。

 

小さい余り革の使用方法

 

端切れ革で、ストラップやキーホルダー、アクセサリーを制作するワークショップを開催しています。さまざまな形のかわを使い、自由な発想の素敵な作品が出来上がります。

 

2. 革製品を長く大切に

 

革製品を大切にケアし、長年の経年変化を楽しむことも、1つのアイテムを長年使い続けるという点で、「つくる責任、使う責任」に則した立派なSDGsに対する取り組み

 

メンテナンス方法を解説し、楽しくレザーケアを行う取り組み

それにより、エイジングを楽しみ、長くつかうことを大人の趣味として提唱している。

 

一般社団法人日本皮革製品メンテナンス協会代表の小澤氏も、SDGsの12番目の目標に触れ、「1つのものを大切にケアし長く使い続けることが、持続可能な社会への貢献に繋がる」と述べられています。

 

https://www.sanspo.com/smp/geino/news/20190925/prl19092514510183-s.html