革の学習とワークショップ出張講座

 

今回、埼玉県深谷市にあります、介護事業所 ヒューマンサポート上里デイサービスセンター様にて「なにに見える??」革の学びとワークショップの出張講座をさせて頂きました。

 

 

 

開催の詳細

 

日程と場所

 

日付:2019年8月23日

施設名称:ヒューマンサポート上里

住所:埼玉県児玉郡上里町

時間:PM1:50~PM2:50

参加者数:8名

 

 

講座名

「なに?に見える??」 革の学びとワークショップ講座

 

講座内容

「革」の基本を学んで、オリジナルのレザーアート作品を作りました。

はじめに、私たちが普段生活で使う「革」の事を学んでいただき、それから作品を製作をします。なので、初めての方でも素敵なレザークラフト作品を作ることができます。

講座では、レクリエーションも兼ねてクイズ形式で進行しました。

クイズは、みんなで色々考えながら答えを出すのでとても楽しい時間です。

 

作品づくりでは、なにも下絵の無い革素材を使い、自分の中で自由にイメージをして、思いのまま形にしていくことで創造力の向上を目標としています。

そんな、「講座とワーク」では革への知識も深まり、また新たな発見もすることで、高齢の方でも楽しく手先と頭の体操を行えるレクレーションとなっております。

講座とワークショップの時間割はこのようになっています。

 

 

スケジュール

 

講座・解説 20分

作品製作 30分

発表   10分

 

 

はじめに 自己紹介

 

はじめに自己紹介をいたしました。

 

 

 

 

ご参加応募をいただき、ありがとうございました。

わたくし今回、深谷市では初めての講演。深谷市は2024年の新一万円札の肖像である渋沢栄一の生誕の地であります今話題の場所ですね。

 

今回もたくさんの方にご参加いただき、感謝しております。

 

 

革の基礎講座

 

皮から革へ

 

前回と同様、革の基礎ということで、まずは革の「特長」についてわかりやすくお話させていただきました。

それから、革がどんなものに使われているか?というディスカッションをします。

だんだんと革素材への関心が高めていったところで、実際に本革に触って確かめていただきます。

 

 

本革と合皮の違いとは?

 

本革と合皮の違いを知っていただくために、みなさまに、革を「見て触って嗅ぐ」をしてもらいました。

本革と合皮ではどちらも特徴があります。

意識しながら見て触って嗅ぐことで、感覚を研ぎ澄まし、より繊細な神経を使い革の特徴をとらえていただきました。

 

 

 

そして、同時に本革の違いを感じることで、より天然素材への関心をもってもらいました。

普段何気に見ている革でも、なかなかこうしてじっくり見る機会が無かったのことで、とても喜んでいただけました。

 

作品づくり

 

そして、レザーアートの製作の作業に入ります。

 

 

アート製作では、「さまざまな形のヌメ革に、それぞれ想像して描く」という潜在的にある創造力(アート)を引き出すというユニークな作業になっています。

時には、相談し合いながら作品を仕上げていくなど、なごやかな雰囲気で楽しくグループ学習を進めておりました。

 

 

 

 

はじめは、色もついていない、形もばらばらの革。なにも下絵の無い革素材を使い、自分の中で自由にイメージをして、思いのまま形にしていきます。

 

みなさまのご経験をもとに、さまざまな形の革を見てイメージをふくらませます。

出来た作品に穴をあけてボールチェーンを付けて完成です。

みなさまの、世界に一つの作品出来上がりました。

 

 

発表会

 

 

最後に、作品発表会を行いました。

みなさまの潜在する造詣に、なんとも芸術的な奥深さを感じました。

 

 

 

 

ひとつひとつ、個性があり、私たちでは発想できないような作品が出来上がりました。

 

 

経験や知識の豊富な高齢の方ならでわの素晴らしい芸術作品です。

 

 

また、発表により、他の方の作品を見ることで、あたらしい見方や発見もあったのではないでしょうか。