埼玉県美里町にダチョウの飼育をしている場所があるのはご存知でしょうか。
今回、美里 オーストリッチファーム農場長さんのご厚意で牧場を見学させていただきました。
ありがとうございました!
美里 オーストリッチファームの場所は??
本庄市から車で20分ほどのこの場所。
本庄児玉インターチェンジからもアクセスが良く、東京からもほど近い農場にこんなにたくさんのダチョウがいたのは、正直ビックリです。
今の時期でも約100羽いるそうで、暖かくなると300羽位になるのだそう。
また、大きい個体だと2m超えの大きさに以外と迫力ありましたが、どこか愛嬌のある表情と仕草に癒される不思議な動物。
そんなダチョウです。
また伺いたくなる場所です。
そして、ここからが本題。
ダチョウを飼育する理由なども詳しくうかがってまいりました。
ダチョウを飼育している理由とは
牧場のダチョウは、ペットとして飼育しているのではなく畜産として育てています。
ララミーでは牛革を取り扱っていますが、現代ではダチョウも食肉としてのお肉の役割もあり、皮もまた副産物として使われています。
今回、このような機会をいただきオーストリッチファームの牧場長にダチョウの活用詳しく聞くことができました。聞けば聞くほど、ダチョウは他にもとても様々な使われ方をしている事を知りびっくりしました。
高級素材 オーストリッチ
まずは、皮革をはじめとするオーストリッチ。
実際、私のダチョウの認識としましては、高級革として扱われているのは、皆さまもご存じかと思います。
オーストリッチは、ヨーロッパで古くからこのまれている高級革素材であり、くいるマークと呼ばれる表面のぼつぼつが特徴です。
このくいるマークは羽根が生えていたところのあとであり、これがたくさんあるほどオーストリッチとして周知されております。
貴族が好んだダチョウの羽根
そしてここからは私は知らなかったのですが、古くヨーロッパの貴族の時代にはダチョウの羽が最も重要視されていたと言っていました。
よくよく考えてみると、たチョウの羽はとても大きくそして華やかな形をしています。
ヨーロッパの貴族を描かれた絵などを見ると、確かに頭などに大きな羽をつけていたり、ファッションとして使われてきたように感じます。
そして、こちらのオーストリッチファーム様では、羽根と皮革の活用はもちろんのこと、食用としても扱われているとおっしゃっていました。
ダチョウのお肉とは・・
実はダチョウの肉が牛肉、豚肉などに比べて低脂肪、低コレステロール、しかも高タンパクであるということで注目を集め、近年欧米で食用に飼われるようになったのです。今ではレストランなど高級食材として認知され始めているとのことです。
今回、ダチョウ牧場を初めて訪れて、第一印象にダチョウのかわいらしさを感じ、そして動物としての生命力の高さなども初めて知り、よりダチョウに関心が持てました。
牧場見学も大歓迎のようなので、興味のある方は是非訪れてみてはいかがでしょうか?