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ララミーレザーとは・・・

 

Laramie Leather (ララミー)は、埼玉県本庄市の街中にある小さなレザーショップ。

デザインから製作まで、わたしたちで行っています。

 

 

ブランド名の「ララミー」は、アメリカワイオミング州にあるカウボーイの本場の地名です。私たちは、過酷な仕事カウボウーイに従事した革職人に敬意を込め名付けました。

そして、今もなお使われている革素材。その100年以上続く貴重な製法と自然素材を大切に、生活で使う製品を丁寧に仕立てております。

この、ララミーの手仕事でうまれた製品は、あなたの長く使うアイテムとして、そっと寄り添っていきます。

 

 

 

ララミー誕生物語

私の革職人になるきっかけを恥ずかしながら記事にしてみました。
もしよろしければ、ご覧くださいませ。

 

・ララミーの名前の由来です。

ララミーのロゴ製作秘話

 

 

ララミー製品3つの特徴

 

ララミーの製品には、素材デザイン製法という3つの特徴があります。実は、そこに長く使える理由があります。

 

1、素材

 

 

1920年代に使われていた素材とは・・・

ララミーの製品は1920年代の製法で復元した「素材」を使い製作しています。

この年代は、かつてワークウエアや道具など大きな発展した、ミリタリーなどアメリカンカルチャーの原点があるともいえる量産化前の時代です。

原点である理由は、当時の素材の多くアナログな製法で作っていました。ファスナーをはじめ、その職人の作り出す素材は、無骨な手触りを感じます。そして使う程、ビンテージの経年変化を見ることができるからです。

さらに詳しく→ビンテージから見るレザーとデニムの経年変化とは・・・

 

経年変化をする素材

このようなコンセプトから、ララミーは、革、生地、糸、パーツひとつ一つに自然の素材を選び、最適な製法で作っています。

ララミーの使う素材は、懐かしい「香りと手触り」を感じ、使う程「味わい深い色」に変化します。

自然の素材を使うことで、ビンテージのような「経年変化」を感じることができます。これは、本物の天然素材でしか感じることができません。

良い素材を組み合わせ作る事で、使う程に素材の良さが引き立ちあい、そして味わい深いビンテージになると考えるからです。

ララミーの製品を通じて、アイテムの奥深い経年変化を感じ、愛着を持って頂ければ幸いです。

さらに詳しく→素材について~ヌメ革・デニム・糸~

 

 

2、デザイン

 

ララミー製品は、あなたのアイテムに様々なオプションを追加できます。

名入れや、金具の取り付け、ステッチの変更など、あなたのオリジナル仕様にすることも。

 

全製品に名入れ対応

ララミーでは、全製品に名入れを入れることができます。

例えば、あなたの名前、または、大切な方のお名前を革製品に刻むことができます。

ララミーでは、「刻印と焼き文字」の2つの印字方法をご用意いたしました。この2つの方法は、名入れだけのパターンやメッセージを入れたい時に選んでください。

革素材ならではの名入れをすることで、どれも貴重な一点ものに仕上げることができます。

革に名入れやメッセージを入れて思い出を残す~刻印と焼き文字の意味~

 

金具をプラス

いつでも手にするアイテムに「金具取付けカスタマイズ」Dカンやフックなどの金具をプラスするだけで、さらにあなたの理想のアイテムに近づける事ができるからです。

例えば、お財布にDカンを付けることで、ロープを装着することができます。

このララミーのサービスは、量産品にはないメリットのひとつです。

一つプラスするだけで、あなたのお仕事や生活が楽くなるデバイスになると感じているからです。

その他にも、あなたに役立つオプションメニューをご用意しております。

オプションメニューであなたのオリジナルに

 

 

デザインの秘密
現代のアメカジデザインの原点ともいえる時代1950年代にふさわしいデザインエッセンスを取り入れております。
それは、戦後間もない時代に、ジーンズをはじめとしたカウボーイファッションが一般的に取り入れられた時代。映画界では、・1954年 マーロン・ブランド 主演「ワイルド・ワン(乱暴者=あばれもの)」・1955年 ジェームズ・ディーン 主演『理由なき反抗』・1960年 スティーブ・マックイーン 荒野の七人など・・・そうそうたる俳優が世界へ発信してる時代。ララミーは、この時代をデザインの基礎と考え“身近なアイテム”をシンプルで機能的にデザインしています。

 

 

3、製法

 

 

丈夫なハンドクラフト製法

ララミーでは、1920年代の機械化の進んでいないオールドアメリカのハンドクラフト製法を大切にしております。それは、ハンドクラフトでしかできない製法があるからです。

例えば・・・サドルステッチといって、2本の針を使って手で縫製する方法は、両面同じ太さの丈夫な糸でクロスして縫っていく縫い方です。これは、とても丈夫で切れにくく、万が一もし切れても修理可能です。

このように、ハンドクラフトでは修理や手入れを可能にしています。そして、製品を長く愛着もって使いたい人に役に立ちます。

もちろん、革や生地素材のこだわりは言うまでもありません。

このような「オールドアメリカの製法」という背景から、ララミーでは「本当に良いものを、長く楽しんでもらいたい。」という強い思いがあります。
なので、大量生産、大量消費の時代、それをあえて逆行し、大変な道のりを選択しているのです。

その結果、この工法で作った製品には、古き良き時代を感じることができるのです。

オールドアメリカのクラフト工法とは

 

 

 

 

永久に修理可能な縫製

ララミーでは一部の布製品を除き、全てのアイテムがミシンを使わない「手縫い」で仕上げられています。

まさに、製品を1針1針縫い上げ良い製品を競った時代の「本物のクラフトマンシップ」がここにあります。

この最適な製法で作ったアイテムは、使う人に多くのメリットをもたらします。これらは、ただビジュアルの良さだけではありません。

ここまでして製法を大切にする理由。それは、「修理」ができるということ。

修理ができる製品とは、修理する事を前提で考えていなければ出来ないからです。

例えば・・

  • 接着剤を極力使わないで糸で縫製することや、
  • 丈夫な素材に耐えうる工具だったり、
  • 修復しやすいような糸の太さだったりと・・・

5年、10年と長く使うことを想定しているからこそできる技なのです。

このように、経年変化を最大限に活かす為には、修理は必要不可欠ではないでしょうか?

このような事から、ララミー製品は全製品修理が可能となっております。安心していただく事で、長く使う事ができてアイテムに「自分らしさ」が表現されると考えます。

耐久性が高く、毎日、長年楽しむことのできる製品を提供する為には、当然、メンテナンス、修理等、責任を持ってご対応いたします。

こうして、毎日毎日少しずつ手に触れているだけで、ある時、ふと色が変化している事に気づくでしょう。

使い続けるからこそ、オーナーそれぞれの千差万別な経年変化が生まれてくる。そして、経年変化をすることで、オーナーの歴史の深さを物語ることができます。

さらに詳しく→メンテナンスとリペアについて

 

 

ここまで、長くにご紹介したララミーの製品については、あなたの使うアイテムに愛着を感じてもらい、長く楽しんで使っていただきたい結果なのです。

そんな、相棒のように革製品を扱て頂けると本当にうれしく思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。